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2年ほど前に玄箱をdebian化していたが、HDDアクセスが遅いのが気になってた。
もうほとほと嫌になったので、再度新しいパッケージでdebian化した
# もっと早く手を打て、というのはごもっとも。
Linux 2.4系 が気に入らなかった、ということもある。
で、まずはインストールメモ。
お世話になったページは、
http://www.revulo.com/kuro-box/Debian/Install.html
Genbako kernel collection
debian-sarge-2.6.17.3-kuroBOX-20060702.tgz を使わせて頂いた。感謝感謝。
debian化の大きな流れは、
- EMモードで立ち上げる
- HDDパーティション初期化
- パッケージを展開する
である。
今回、玄人志向のupdateツールは使わなかった(IPアドレスの確認には使ったが、、、)。
というのも、KuroBoxUpdate.exe でupdate かけると、なぜかエラー終了。
debian化パッケージのファイルサイズが大きいのが原因かは不明。
この過程で my 玄箱は一度、kuro_102 のUpdateツールで初期化してしまった・・・
なので、このメモはkuro_102 で初期化してしまったところから始まる。
1.EMモードで立ち上げる
DHCPサーバとつながらない状態で起動させて、
telnet で 192.168.11.150 に接続(user:root, pass:kuro)
# echo -n "NGNGNG" > /dev/fl3
# reboot
以下は、最低限バックアップしておいた方がいいらしい。
/etc/samba
/etc/atalk
余裕があるなら、/etc 以下全部。
(今回忘れちったよ・・・)
2.HDDパーティションの初期化
KuroBoxUpdate.exe で、玄箱のIPアドレスを確認して、telnet
# mfdisk -e /dev/hda
# sh /sbin/mkfilesystem.sh
3.パッケージを展開する
ftp で接続
> cd /mnt2
> put debian-sarge-2.6.17.3-kuroBOX-20060702.tgz
> quit
なぜ/mnt2 に置くかというと、debian化されたあと、ここが/mntになる領域だから、だそう。
実は今回、debian-sarge-2.6.17.3-kuroBOX-20060702.tgz をそのまま使わなかった。
IPアドレスだけ予め変更しておいた。
Linux 上で一度展開して、以下のファイルを変更して、固めなおした。
/etc/resolv.conf
/etc/hosts
/etc/hosts.allow
/etc/network/interfaces
次に、telnet で接続
# cd /mnt
# tar xvzpf /mnt2/debian-sarge-2.6.17.3-kuroBOX-20060702.tgz
...
# cd /usr/bin
# ./write_ok
argv: ./write_ok
# reboot
なぜ/mnt に展開するかというと、ここはHDDの第1パーティションに該当し、debian化した後の/になるから、だそう。
これだけ。なんて簡単なんだ。
肝心のHDDアクセス速度はこれから確認である。